技能・手技目標

標榜医・認定医・専門医

麻酔風景

麻酔科には、他科にない厚生労働省認定の「麻酔科標榜医資格」という資格があります。この資格がないと、病院で「麻酔科」を標榜することができません。この資格を取得するのが専門医への第一歩となるわけです(専門医の指導のもと2年以上麻酔業務に専従した経験がある者、挿管による全身麻酔300症例以上の経験を有する者)。

麻酔科認定医:学会正会員で、麻酔科標榜医資格を有し、麻酔科臨床に関する相当の知識と経験を有する者が認定されます。

麻酔科専門医:学会正会員で、麻酔科認定医資格取得後満2年以上、麻酔関連業務に専従していること、5年以内にAHA-ACLS or AHA-PALSプロバイダーコース受講、臨床実績(5年分)、学会出席、学会発表等研究業績があること、これらすべての要件を満たす者に受験資格があります。試験には、筆記試験・口頭試問・実技審査があります。

臨床業績には、特に、必要な手技・経験など基準は設けられていませんが、経験する症例数・内容で十分でする。具体的には、気道確保・気管挿管、患者の状態の正確な評価、正確な麻酔深度の把握、硬膜外麻酔・脊椎くも膜下麻酔などの局所麻酔、呼吸循環管理などです。

研究業績とは専門学会での発表や論文発表が含まれます。
そのほか、ペインクリニック認定医・集中治療認定医などの取得も目指すことができます。